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創成期・ディーゼル車の開発 (1910年〜1940年代)
1910年 東京瓦斯工業株式会社（日野自動車の前身）設立。
1913年 東京瓦斯電気工業株式会社（瓦斯電）に商号変更。
1917年 純国産トラック「TGE-A型」の試作に成功し、翌年製造開始。
1937年 自動車部門が石川島自動車製作所、ダット自動車製造と三社合併し、東京自動車工業を設立。
1942年 ヂーゼル自動車工業の日野製造所が分離独立し、日野重工業株式会社を発足。これが日野自動車の直接的な起源となります。
1946年 商号を日野産業株式会社に変更。戦後初の大型トレーラートラックを開発。
1947年 日本初のトレーラーバスを発売。
1948年 商号を日野ヂーゼル工業株式会社に変更。国内初の製販分離を行い、日野ヂーゼル販売を設立。

乗用車生産と提携 (1950年〜1960年代)
1953年 仏・ルノーと技術提携し、乗用車（ルノー4CVなど）のノックダウン生産を開始。
1959年 商号を日野自動車工業株式会社に変更。
1961年 自社開発の小型乗用車「コンテッサ900」を発表。
1964年 小型乗用車「コンテッサ1300」を発売。
1966年 トヨタ自動車と業務提携。
1967年 乗用車の自社生産から撤退し、商用車（トラック・バス）開発に特化。

商用車専業とグローバル展開 (1970年〜2000年代)
1980年 中型トラック「風のレンジャー」シリーズを発売開始。
1981年 大型トラック「スーパードルフィン」シリーズを発売開始。
1991年 「ダカールラリー」に初参戦。以降、トラック部門で好成績を収める。
1994年 CIを変更し、現在の「Hマーク」（トヨタグループ共通の楕円形）を導入。
1999年 工業（製造）と販売を合併し、商号を日野自動車株式会社に変更（現在の商号）。
2004年 年間売上高が1兆円を突破。
2007年 累計輸出台数100万台を達成。海外輸出台数が国内販売台数を初めて上回る。

近年の動向 (2010年代〜)
2013年 ハイブリッドトラック・バスの累計販売台数が1万台を突破。
2022年 排出ガス・燃費性能に関する認証不正問題が公表される。
2023年 三菱ふそうトラック・バスとの経営統合（親会社：トヨタ自動車とダイムラー・トラック）を発表（後に延期が発表）。

■小型　デュトロ
RZU300M/RZU340M/BU301M/BU306M/BU346M/BU400M/BU410M/BU420M/BU430M/XZU300E/XZU301E/XZU301M/XZU301T/XZU302E/XZU302M/XZU302T/XZU306M/XZU307M/XZU311T/XZU311X/XZU312T/XZU320X/XZU321T/XZU321X/XZU322M/XZU322T/XZU330M/XZU331E/XZU331M/XZU337M/XZU340M/XZU341M/XZU342M/XZU346M/XZU347M/XZU351T/XZU352T/XZU362M/XZU362T/XZU362T/XZU362X/XZU372M/XZU382M/XZU400M/XZU400X/XZU401M/XZU402M/XZU410M/XZU411M/XZU412M/XZU420M/XZU421M/XZU430M
■中型　レンジャー
FC1J/FC3J/FC5J/FD1J/FX1J/FC6J/FC7J/FD7J/FB4J/FC2J/FC4J/FD1J/FD2J/FC112AA/FC144JA/FD164BA/FC2WE/FD1HC/FD2HM/FD3H/FD3WM
■大型　スーパードルフィン・プロフィア
GX1J/GD1J/GD1J/GX1J/FE1J/FE1J/FF1J/FG1J/FH2K/FT1J/FX1J/FH229BA/KK199BA/FF2H/FF3HA/FG1H/FH2KR/GD3H/GD3HL/GK1HG/FE1J/FE1J/FG1J/FH2P/FJ1J/FJ5J/FN1K/FP2P/FQ1K/FQ4F/FS2P/GK1J/FH2P/FN1E/FN2P/FQ1E/FR1E/FR2P/FS1E/FS2P/FW1E/GN2P/FN1F/FN2K/FN2P/FN3F/FN4F/FQ2P/FQ3F/FR1K/FR2P/FR3F/FR4F/FS1K/FS2K/FS4F/FW1K/FW2P/FW3F/FW4F/GN1F/GN2K/GN2P/GN1F/GN2K/GN2P/FN288/FR288/FR336/FS668/FW609/FN1KW/FN1PV/FP1FW/FP2PW/FR1FW/FR2FW/FR2KW/FS1FW/FS3FW/FW1FW/SH1F/SH1K/SH3F/SH3V/SH4F/SS1F/SS3V/SH1E/SH2P/FS633/SH631/SS691/SS721/SH2F/SS1V/SS2V/SS3F

トラック・バス専門メーカー
乗用車よりも商用車に特化し、特に大型・中型トラックとバスで高い評価があります。

トヨタグループの中核商用車メーカー
トヨタ自動車の傘下であり、技術・販売ネットワークを活用しています。

耐久性・信頼性が高い
「壊れにくい」「長く乗れる」と言われ、運送業界からの支持が強いです。

エンジン技術に強み
ディーゼルエンジンの開発力が高く、省燃費・高出力・低排出ガスに優れています。

ハイブリッド商用車の先駆者
トラック・バスのハイブリッド化に早期から取り組み、環境対応技術に強みがあります。

安全技術の強化に積極的
衝突被害軽減ブレーキ、ドライバー異常時対応システムなど、先進安全装備を積極導入。

海外展開が広い
アジアや北米、中南米などで販売が強く、特に東南アジアでは高いシェアを持っています。

カスタマーサポート体制が充実
全国のサービスネットワークが広く、メンテナンス性が評価されています。

ボディビルダーとの連携が強い
ダンプ、ユニック、ミキサーなど特殊車両への架装がしやすい設計。

トラックの“走りの良さ”で定評
加速力や登坂性能に強みがあり、ドライバーからの人気も高いです。