新潟鐵工所(NIIGATA)の重機・建機高価買取致します!!
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創成期・機械製造と鉄道車両 (1880年代〜1940年代)
1895年 石油採掘機械の製造・修理を目的として、新潟県に日本石油の機械工場が設立される(新潟鐵工所の源流)。
1910年 株式会社新潟鐵工所が設立され、石油関連機械のほか、工作機械や機関車、客車などの鉄道車両製造を開始。
1919年 ディーゼルエンジンの製造を開始。特に船舶用や産業用のエンジンで高い技術力を確立。
1930年代 造船事業へ進出。
ディーゼルエンジンと多角化 (1950年代〜1990年代)
1950年代 船舶用ディーゼルエンジンの分野で高いシェアを獲得。
1960年代 除雪車や道路清掃車などの特殊車両、建設機械分野へ参入。
1970年代 鉄道車両分野で**気動車(ディーゼルカー)**の製造を強化。国鉄(現:JR)や私鉄向けに多数供給。
1980年代 航空機部品や環境関連機器など、さらに事業を多角化。
1990年代 バブル崩壊後の景気低迷や、円高による造船事業の競争激化などにより、経営が悪化し始める。
経営破綻と事業の承継 (2000年代〜現在)
2001年 民事再生手続を申請し、事実上経営が破綻。
2003年 事業部門が分割され、複数の企業に承継される。主な承継先は以下の通りです。
- ディーゼルエンジン・ガスエンジン事業:**IHI原動機(現:IHI原動機)**へ。
- 鉄道車両事業:新潟トランシス(IHIグループ)へ。
- 産業機械事業:新潟原動機(現:IHI原動機の一部)や、その他の企業へ。
- 特殊車両事業(除雪車など):日本除雪機製作所(現:新潟トランシスの一部)などへ。
現在 「新潟鐵工所」という会社は存在しませんが、その技術や製品は、承継先の各社によって現在も引き継がれ、様々な分野で活用されています。
NF01/NF4/NF5/NF6/NF30/NF36/NF60/NF63/NF130/NF220/NF221/NF222/NFB5/NFB6/NFB60/NFB63/NFW6/NFW130/NFW220/NFW225/NFW230/13/NES25/NES45/NES55/NES60/NES90/NES100/NES125/NES150/NES200/NES210/NES220/NES300/NES350/NES400/NES500/NES600/NES610
創業は 1895年(明治28年) で、新潟県において長い歴史を持つ重機・機械メーカーの一つである。
工作機械分野に強みを持ち、特に横形マシニングセンタなど 高精度・重切削加工に耐えうる機械 を開発・製造してきた。
「永続的空間精度」「高精度加工」「高生産性」を設計・開発コンセプトとして掲げ、重・難削材加工や大型ワーク対応機械の実績がある。
オーダーメイド対応や仕様カスタマイズへの能力があり、標準仕様だけでなく顧客用途に応じた機械設計・製作が可能。
海洋・鉄道・内燃機関分野とも関わりがあり、鉄道車両・ディーゼル機関・造船などの事業と接点を持っていた(ただし、事業統合・再編が進んでいる)。
地域産業・雇用の柱として長年存在し、新潟県内/北陸地域のものづくり基盤として影響を及ぼしてきた。
しかしながら、経営環境の変化・グローバル競争・重厚長大型機械の需要変動などにより、過去には会社更生法適用を受けるなどの再建課題も経験している。