ダンプ製品の重機・建機の高価買取専門店

創成期・航空機製造から特装車へ (1920年代〜1950年代)
1920年 川西機械製作所に飛行機部が設立される（新明和工業の源流）。
1949年 航空機製造が禁止されていたため、新明和興業株式会社として設立。主にトラックの荷台や特装車の製造を開始。
1951年 初のダンプトラックを開発し、製造・販売を開始。
1953年 **塵芥車（ごみ収集車）**の製造を開始。この分野で独自の技術を確立し、後の主力事業となる。
1959年 商号を新明和工業株式会社に変更。

特装車・航空機・環境事業の確立 (1960年代〜1990年代)
1960年代 航空機製造の再開に伴い、防衛庁向け**飛行艇（US-1Aなど）**の開発・製造を主導。
1970年代 油圧技術を応用した**リフタ付きテールゲート（パワーゲート）**を開発・製品化。物流の省力化に貢献。
1980年代 水処理・環境事業へ本格的に参入。環境関連機器の製造・販売を拡大。
1990年代 ダンプ車や塵芥車など、特装車の分野で技術革新を進め、市場シェアを拡大。
2000年代 ダンプ車、ごみ収集車（パッカー車）、テールゲートリフタの3分野で国内トップクラスのシェアを獲得・維持。
2015年 海上自衛隊向け救難飛行艇US-2の量産を開始。

現在 特装車（自動車）、航空機、パーキングシステム、水処理など、多角的な事業展開を継続。特にダンプ車とごみ収集車は、日本のインフラと環境整備に不可欠な製品となっている。

DRF2/DRF4/DRF7/DRF11/SD2-30/SD3-10/SD4-11/SD4-11Z/SD4-21/SD4-21Z

創業は1920年（前身は 川西航空機株式会社）で、航空機製造技術をルーツに持つメーカー。

事業領域が非常に多岐にわたっており、「特装車事業」「パーキングシステム事業」「産機・環境システム事業」「流体事業」「航空機事業」という５つの柱を有しています。

特装車事業では、ダンプトラック・塵芥（ごみ収集）車・ミキサ車・タンクローリ等、トラックの上物（荷台・特殊作業車）で国内トップクラスのシェアを持っています。

パーキングシステム分野（機械式駐車設備・航空旅客搭乗橋）でも、設計・製造・販売・保守まで一貫対応し、都市インフラとしての信頼性・実績があります。

流体・環境システム分野にも強みを持ち、水中ポンプ、マンホールポンプ、雨水排水ポンプなど「水」インフラに関わる製品群を保有しており、異物通過性・省エネ性能の向上を図っています。

航空機事業では、水陸両用飛行艇（例えば US‑2型救難飛行艇）の製造を手がけており、飛行艇というニッチながらハイレベルな技術分野に参入しています。

社会インフラ・環境・輸送・都市といった「社会課題解決」を視野に入れ、例えば省人化・無人化・環境負荷低減・都市インフラ整備などにも積極的に取り組んでいます。

製造を中心としながらも、部品・設備の保守・サービスまで展開しており、単なる製造メーカー以上に「トータルソリューション提供者」としての機能を備えています。

海外展開もしており、国内市場が成熟する中で新興国・海外インフラ需要を成長ドライバーと位置づけています。

技術を蓄積してきた歴史があり、航空機製造（構造・素材・精密加工）など高度技術を背景に、他分野へ応用してきたという技術的な“横展開力”があります。