フォークリフト製品の重機・建機の高価買取専門店

創成期・日産自動車からの出発 (1950年代〜1970年代)
1957年 日産自動車株式会社がフォークリフトの製造・販売を開始。自動車製造で培ったエンジン技術や量産体制を応用。
1960年代 ガソリンエンジン式およびディーゼルエンジン式フォークリフトのラインナップを拡充。国内外の市場でシェアを獲得。
1970年代 フォークリフトの安全性と環境性能を高めるための技術開発を推進。

専門メーカーとしての確立とグローバル展開 (1980年代〜2000年代)
1988年 日産自動車からフォークリフト事業を分離独立させ、日産フォークリフト株式会社を設立。専門メーカーとして活動を強化。
1990年代 バッテリー式フォークリフトの分野にも注力し、環境対応と倉庫作業のニーズに対応。
2000年代 積極的な海外展開を継続。欧米やアジア市場でのプレゼンスを高める。

事業統合と現在の体制 (2010年代〜現在)
2012年 **TCM（東洋運搬機）**と日産フォークリフトが統合し、「ユニキャリア株式会社」が設立される。日産フォークリフトのブランドと技術はユニキャリアに引き継がれる。
2015年 ユニキャリアが、三菱重工業の子会社となる。
2017年 ニチユ（日本輸送機）、TCM、および三菱重工業のフォークリフト部門（ユニキャリア）が統合され、「三菱ロジスネクスト株式会社」が発足。

現在 日産フォークリフトのブランドと技術は、三菱ロジスネクストに引き継がれ、同社の製品ラインナップの一部として物流業界を支えている。

4F03・A33/4F03・A35/4GF03・A40/CF01・A10/CF01・A15/NF01・F01/NF02・F02/PF02/PGF02/QF02/QGF02/YE03/YGF03

自動車技術を活かした製品開発
エンジンの自社開発: かつては、自動車メーカーならではのノウハウを活かした低燃費・低排出ガスのエンジンを自社で開発し、製品の核としていました。

高い安全性への配慮:

シートスイッチ連動セーフティサポートシステムを装備し、オペレーターが席を離れた際の誤操作による事故を防止する機能（マストロック、ニュートラル自動復帰など）が充実しています。

ヒップサポートシート：旋回時のオペレーターの体揺れを防ぎ、安定した運転姿勢をサポートします。

快適な操作環境:

エンジンから伝わるハンドル振動を大幅に低減する機構を採用し、オペレーターの疲労軽減と快適な操作環境を実現しています。

広視界マスト：高い剛性を保ちながら、フォーク先端まで見通せる広い視野を確保し、作業の安全性と効率を高めています。

独自の操作機能
荷役1本レバー（オプション）: マストの上昇・下降・前傾・後傾といった複雑な荷役操作を、1本のレバーで集約して行える独自の機構があり、作業のスピードアップと操作の簡略化に貢献しています。

環境性能と経済性
バッテリー式（電動）フォークリフトの技術: 電気自動車（EV）で培われた高効率モーター技術をフォークリフトに応用し、稼働時間の延長や優れた小回り性能を実現しています。

低騒音化: バッテリー式はもちろん、エンジン式でもアンダーカバーなどの装備により、騒音対策に力を入れており、夜間や周辺環境に配慮が必要な場所での作業に適しています。

現在の体制
三菱ロジスネクストグループ: 2010年に日産フォークリフトとして分社後、現在は、ニチユ、三菱重工、TCMといったフォークリフトメーカーの技術が統合された三菱ロジスネクスト株式会社のブランドの一つとして、その技術と製品は継承されています。