ユニック製品の重機・建機の高価買取専門店

創成期・ユニッククレーンの誕生 (1940年代〜1960年代)
1946年 ユニック社として設立（創業）。当初は各種機械の製造・販売を手掛ける。
1957年 トラック搭載型クレーン「ユニッククレーン」の試作機を完成。トラックに搭載できる油圧式クレーンという革新的な製品を開発。
1961年 「ユニッククレーン」の本格的な量産・販売を開始。この製品が物流、建設、インフラ整備の効率化に大きく貢献。
1963年 古河鉱業株式会社（現：古河機械金属）のグループ会社となる。

製品の多様化とブランドの確立 (1970年代〜1990年代)
1970年代 古河ユニック株式会社に社名を変更。トラック搭載型クレーンの分野で市場シェアを拡大。
1980年代 高所作業車の製造・販売を開始。ユニッククレーンで培った油圧技術を応用し、事業領域を拡大。
1990年代 クレーン、高所作業車ともに安全性と操作性を高めるための技術開発を推進。排出ガス規制対応など、環境性能の向上にも注力。

グローバル展開とソリューション提供 (2000年代〜現在)
2000年代 アジアを中心に海外への輸出を強化。世界各国で「UNIC」ブランドが認知される。
2010年代 クレーンに**安全機能（過負荷防止装置、自動格納装置など）**を標準搭載し、安全意識の高まりに対応。

現在 トラック搭載型クレーンの分野で国内市場のトップを維持。古河グループの機械事業の中核として、物流や建設現場の効率化に貢献し続けている。

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「ユニック（UNIC）」ブランドで知られる、トラック搭載型クレーン（いわゆる“ユニック車”）のパイオニア的メーカー。国内市場で非常に高いシェアを持っています。

国内シェアが約50％超という実績を持ち、車両搭載型クレーン・キャリア・ミニ・クローラクレーンなど多領域でトップクラスの地位。

油圧機器（シリンダ・バルブ等）など基幹部品を独自設計・内製化しており、クレーン機構の信頼性・耐久性・品質管理に優れています。

製品ラインナップが非常に豊富で、以下のような多様な車種・用途に対応しています：

トラック搭載型クレーン（小型～大型）

車載用キャリア（ユニックキャリア）

ミニ・クローラクレーン（狭所・屋内作業向け）

オーシャンクレーン（船上作業・海洋用途）

操作性・安全性・省力化技術にも注力しており、たとえばラジコン操作やアウトリガー（ジャッキ脚）による車体安定装置等を積極的に装備しています。

“赤いクレーン”というイメージカラーやブランド認知が高く、「ユニック車」という呼称が一般語として浸透しているほど、業界での影響力が強いメーカーです。

国内市場が主力ですが、海外展開にも取り組んでおり、タイ、中国、ロシアなどにもグループ拠点・販売体制を持っています。

製造・販売体制としては、製品を設計・製造・販売・アフターサービスまで一貫して対応できる体制を保持しており、部材・加工・組立・納入というモノづくり力が強みです。

一方で、建設・物流・資材運搬といった業界の景気・インフラ投資の波に影響を受けやすいという構造的なリスクも抱えています（機械・重車両市場に共通する課題）。

高付加価値化・差別化（大型機・特殊用途・海外展開）を次期成長戦略として掲げており、単なる“荷物を吊る・運ぶ”という機械から、効率化・省人化・環境対応を備えた製品展開を進めています。